この度、福利厚生サービスの大手である株式会社ベネフィット・ワン（以下、「ベネフィット・ワン」という）と株式会社増富が運営するドクターズ・ベスト（以下、「ドクターズ・ベスト」という）は、互いの専門知識とリソースを活用するための業務提携を結びました。
この提携により、ベネフィット・ワンが運営する、「感染症ポータル」の一部業務を当社が担う形となります。
提携の背景
今後の人的資本経営において、人材確保のために企業価値をいかに強化するかに注目が集まっています。 その一環としてBCP（事業継続計画）対策の策定が挙げられます。
中小企業以上の規模を持つ企業では、BCPを策定済みの企業は全体で5割以上に上ります。大企業にいたっては6割以上がBCPを策定しています。
また、「健康経営銘柄」に選定されている企業では、BCPの実施率が非常に高いことが特徴です。これは、健康経営が評価される指標の一部でもあります。
株式会社ベネフィット・ワンでは、感染症に対するBCP対策が今後必須となることを見越し、新たなサービス「感染症ポータル」を9月に開始する予定です。
そのサービスの一部を株式会社増富が運営するECサイト「ドクターズ・ベスト」が担当します。
提携内容
「感染症ポータル」のサービスは、BCP対策を簡単に開始できることが特徴です。 主な機能は以下の5つです。
1.従業員行動マニュアルの提供
2.ワクチン接種（おもいやりワクチン）
3.各自治体感染症リンク
4.BCP対策マニュアル
5.物品購入
この中の「物品購入」について「ドクターズ・ベスト」が担当し、業務提携が結ばれました。
抗原検査キット、マスク、アルコール消毒液など、感染症対策に欠かせないアイテムを提供します。さらに、一般社団法人日本感染対策協会の監修による安全性の高い商品を、病院向けの卸価格で提供しています。
今後の展望
健康管理やBCP対策など、健康経営に関する取り組みがますます重要視されることが予想されます。企業が従業員の健康管理に積極的に取り組むことで、従業員のモチベーションや生産性の向上につながることが期待されます。
こういった社会情勢に伴い「感染症ポータル」の会員数の増加も予想される中で、ドクターズ・ベストとしても高品質・低価格をモットーとした「ベストな商品」を提供するだけでなく、会員に向けて衛生管理に関するセミナーなど、教育を目的としたサービスも展開していく予定です。